ホームカラーをしている人は気をつけていただきたいことがあります。

カラー剤の臭いはない方が髪にやさしいというのはテレビCMのすり込みです。

臭いのないカラー剤は臭いのあるタイプのものより髪はあとあと傷みます。



 

臭いの有無でカラー剤を判断しては・・・。

 

ほとんどすべてのカラー剤はアルカリ剤の力で染料を髪の中へ入れていきます。

このアルカリ剤、不揮発性と揮発性のものに大別されます。


今は美容院のカラー剤もなんですが不揮発性のものが採用されています。

不揮発性が採用されるのは、(臭いがある=髪が傷む)というイメージを持たれたくないから。

 

不揮発性はアルカリ剤が蒸発しない。臭いがないが髪に残っちゃう。傷みの原因が残ったままになる。▲

揮発性はアルカリ剤が蒸発する。臭いが強いが髪からなくなるんですね。傷みの原因がなくなる。◎

 

ええっーーって感じでしょ。

 

 

臭いのない不揮発性のカラー剤を毛先につける。やっぱり、あとあと傷んじゃいます。

 

勿論、美容師も目的によっては毛先に根元と同じのカラー剤を毛先につけることはあります。

 

当店ヘアーカミシは臭いの少ない不揮発性のアルカリ剤が残るタイプのヘアカラーを採用しています。

でも大丈夫。アルカリ剤を完全除去することを別工程でしっかりやっています。

 

市販のカラー剤とサロンカラーの大きな違いは?

 

ざっくりいうとカラーの目的に合わせた「調合」と髪の部位に応じて「塗り分けられるか」の違いです。

 

美容院では美容師が髪のコンディションに合わせて薬剤を塗り分けます。

髪の色は全体的に同じような色に見えても髪の状態によって染まりやすい部分と染まりにくい部分があるからです。

ムラの無い仕上がりにする為には、色の明るい部分は濃く、濃い部分は明るくするよう塗り分けて全体を同じ色にしています。

 

毛先の明るさを変えない場合、毛先を暗くする場合など根元の薬ほどパワーがいらない場合が多々あるんですね。

目的に合わせてアルカリの量を調節して調合し、コントロールして塗っています。

 

最小限の力で最大の効果を求めるみたいな。


市販のカラーは毛先がどんな条件であろうと根元と毛先が同じ色になるよう設計されているので、その代償は傷みます。

 

色ムラをなくすために染料の配合比が違う

 

一般の方が塗ることを前提にしているので、少ない塗布量のところと多めに塗布されたところとのムラ染まりをなくしたいわけ。

で、どうするかって言うと染料の種類、配合量の割合が違うんですね。

 

具体的に言うとニトロ系の染料の割合が高い!モノが多い傾向にあります。

ニトロ系の染料のいいところは、高彩度!クリアな色彩表現!少ない塗布でも色が表現されやすい!

 

必要なんですが・・・・。多いのはちょっと・・・。

酸化重合をしないのでシャンプーで髪から脱落しやすいです。

 

つまり、色オチが早いです。

 

総括すると、

 

中間毛先に根元のカラー剤が毎回ついてしまうというダメージが一番危険です。

その時はよくても傷みは蓄積ですからね。

 

パーマをキレイにかけようにも左側の毛先が強くかかるとか他技術がうまくいかない確率が高くなっちゃう。

 

タンパク質量が低下すると髪の弾力・水分量が下がってしまい髪がまとまりにくくなる。

 

どうしてもホームカラーをされる場合は中間毛先に薬をつけないという強い意識をもってください。

毛先が色あせてきて色味をいれたいなら、2回に1回は毛先につけるなど工夫をしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

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morie sugawara

morie sugawara

代表 菅原 守英 ・・・・・・・・・ 2008年、ヘアサロン《へアーカミシ》を立ち上げる。「質の高い仕事をするためには時間をかける!」をモットーに完全マンツーマンサロンを地域でいち早く取り入れる。